名古屋大学 OPEN CAMPUS 2023
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8月7日(MON)・8日(TUE) 開催!

法学部
8.7 MON

  1. 参加定員 900名
  2. 申込方法(事前申込・抽選制)

    本サイトの「申込みについて」から登録

  3. 受付
  4. 会場

    豊田講堂

  5. 内容  
    • 挨拶・法学部紹介 (13:05~13:30)

      矢野昌浩 法学研究科教授・学部長

    • 模擬裁判・評議 (13:40~15:40)

      「名古屋大学法学部/名古屋地方裁判所・名古屋高等検察庁・愛知県弁護士会協力/(株)有斐閣協賛
      ~高校生裁判員のジャッジはいかに?現役の裁判官・検察官・弁護士と一緒に考えてみよう~」

      題  目:
      殺人未遂被告事件
      担  当:
      名古屋大学法学部学生・教員、裁判官、検察官、弁護士

      成年年齢が18歳になることに伴い、高校生の皆さんも裁判員に選ばれるようになりました。今回の模擬裁判を通して、現役の裁判官、検察官、弁護士と一緒に考えてみませんか。判決を決めるのは皆さんです。

      <第1部>模擬裁判

      法廷を舞台に法学部学生と現役の裁判官が模擬裁判を行います。目の前で被告人質問や証人尋問が繰り広げられますので、会場にいる全てのみなさんが裁判員になったつもりで参加してみてください。

      <第2部>模擬評議

      裁判官と高校生裁判員の皆さんで模擬評議を行います。本件は、殺意の有無が争点となる事案です。あなたならどのような判断をしますか?

      今回は、ご自由に参加いただくフロアーの高校生の皆さんとは別に、ステージ上で裁判官との模擬評議に参加する高校生裁判員(6名程度)を募集します。参加希望の方は、通常のエントリーとは別に、以下のリンクから7月13日(木)午前11時までに申し込みをお願いします。

      なお、当日の様子を撮影・録画しますので、写真・映像使用について事前にご承諾いただける方のみの申込みをお願いします。

      https://forms.gle/CeM5cfCNA8qKQktq5

      (参加希望者多数の場合は抽選とさせていただきます。当選者には7月20日(木)までに大学からメールにて連絡いたします。落選者の方には連絡をいたしませんのでご了承ください。)

      最後に、裁判官、検察官、弁護士からの講評を行います。

      事件概要:
      被告人山田翔太(当時26歳)は、当時、名古屋市千種区所在の集合住宅あすなろ荘303号室に居住し、木村亮介が居住していた隣室の302号室から聞こえる物音にかねて苛立ちを募らせていたところ、令和5年1月20日午後9時頃、同人から罵声を浴びたことを契機に、同人に激しく憤り、前記あすなろ荘3階通路において、同人(当時25歳)に対し、殺意をもって、その左下腹部を果物ナイフ(刃体の長さ約9.8センチメートル)で1回突き刺し、よって同人に全治45日間を要する左下腹部刺創等の傷害を負わせたが、同人を死亡させるに至らなかった。
      争  点:
      殺意の有無
    • 法学部生による法学部紹介・懇談(15:45~17:00)

      法学部における学習のほか、学生生活や進路など、様々なことについて、法学部の学生によるディスカッションを通じて紹介します。参加者のみなさんからの質問にも時間の許す限りお答えをしていきます。

  6. その他

—参考映像 考えてみよう!— 「高校生裁判員のジャッジはいかに?」

この映像教材は、高校生が裁判員に選任される時代になることを受け、高校生や保護者、教育現場の先生方,そして地域社会の皆さんと一緒に刑事裁判について考えたいという想いから、名古屋大学法学部教授のほか、法曹実務家、研究者、映像の専門家が制作いたしました。 オープンキャンパスへ参加されるみなさんだけでなく、ご家族、友人、先生方と一緒に考えてみてください。

「刑事訴訟(捜査編)」(42分27秒)

「刑事訴訟(公判編)」(63分34秒)

事件概要:
上原小夜子(被告人)は、会社の上司である深山翔平と不倫関係になった。被告人は、深山が妻子と別れて、いずれは自分と結婚すると約束したことから深い関係になったが、一向に約束を果たさない深山に対し、徐々に不信感を募らせていった。ある日、二人は、些細なことで口論を始め、深山が被告人を罵ったことで、被告人も全く結婚の約束を果たそうとしない深山に対し腹が立ち、更に激しい口論へと発展。事件当日午前零時頃、深山は被告人をベッドに押し倒し、強引に関係を結ぼうとしたため、被告人は必死に台所まで逃げて果物ナイフ(刃体の長さ約12.5cm)を手にした。その後、被告人が手にしていた果物ナイフが、深山の右側腹部に刺さり、深山は、肝損傷による失血により死亡した。
大学時代の親友坂崎みどりによって110番通報。被告人は、駆けつけた警察官によって緊急逮捕され、その後、殺人罪(刑法199条)で甲野地方裁判所に起訴された。

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