国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学

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• 挨拶・法学部紹介 (13:05～13:30)
  

  中東正文　法学研究科教授・学部長

• 模擬授業 (13:40～14:40)
  

  林真貴子　法学研究科教授

  題  目:

  法と裁判を歴史のなかでとらえる
  —「大津事件」を素材に—

  概  要:

  大津事件とは1891（明治24）年に滋賀県大津で起きたロシア皇太子暗殺 未遂事件のことで、その裁判にあたって、裁判官が「司法権の独立」を守った 事件として知られています。犯人は、ロシア皇太子の警護に当たっていた巡査で した。そもそも犯人はなぜ、ロシア皇太子を暗殺しようとしたのでしょうか。そ して裁判においては、どのような意味で「司法権の独立」が守られたといえるの でしょうか。それらの理由は、不平等条約下という日本が置かれた当時の国際的 状況のなかで、どのような世論が起こっていたか、また、裁判において、どのよ うな議論を経て、（死刑などではなく）無期徒刑（無期懲役刑）という判決が下 されたか、など多角的に考えることが重要です。歴史学的な視点から、法と裁判 の世界を、皆さんと一緒に眺めたいと思います。

• 法学部生による法学部紹介・懇談(14:50～16:00)

  法学部における学習のほか、学生生活や進路など、様々なことについて、法学部の学生によるディスカッションを通じて紹介します。参加者のみなさんからの質問にも時間の許す限りお答えをしていきます。

• 施設見学 (13:00～17:00)
  

  この時間帯には、文系総合館内にあって法学部が主として使用している法廷教室をご覧いただけます。なお当日は、法学部本館内の講義室や教室、法学部ギャラリーなども自由にご見学いただけます。