模擬講義及びゼミ形式のディスカッション
模擬講義を踏まえ、講師および現役学生と一緒に、トピックについて皆さんとディスカッションを行います。大学のゼミ(研究室)の雰囲気を体感してください。
※参加できるディスカッションは模擬講義AとBのうちの1つです。いずれか1つに事前エントリーをお願いします。エントリーされた方に後日、当日使用するZoomアドレスをメールでご連絡します。
- 模擬講義A [法学系] (13:35~14:25) Webミーティング
- 申込方法:
- 専用サイトから参加登録
- 参加定員:
- 180人
- 題 目:
- 人工知能(AI)とリスク・法
- 講 師:
- 林 秀弥 教授
- 講義概要:
- ICTのインテリジェント化が止まるところを知らない。2045年にはコンピュータの能力が人間を超え、技術開発と進化の主役が人間からコンピュータに移る特異点(シンギュラリティ)に達するとも議論されるなど、その処理能力は加速度的に高まっている。また、IOTやヒトに係る情報を含む各種センシング技術の進化によって、無限と言って過大でない多種多様な情報が収集活用されるようになっている。ビッグデータ、人工知能、ロボット等を通じて、既に私たちはこれら技術の恩恵を既に受け始めている。しかしこれらは始まりであり、十年後、二十年後には、今の私たちにはSFとも思われる世界が広がっている可能性がある。
この技術進歩は、社会をどのように変えていくのであろうか。新たな世界において、機械と人間の関係はどのように変化していくのか。私たちが新たな技術を使いこなすためには、何を考えておく必要があるのか。このような問題意識を背景に、皆さんと共に考えたいと思います。
※この模擬講義は指定日時のみの公開です。
- ゼミ形式のディスカッション (14:45~15:15)
- トピック:
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①AIの技術進歩は、社会をどのように変えていくのであろうか。
②新たな世界において、機械と人間の関係はどのように変化していくのか。
③私たちが新たな技術を使いこなすためには、何を考えておく必要があるのか。
- 模擬講義B [政治学系] (13:35~14:25) 動画配信
- 申込方法:
- 専用サイトから参加登録 (ディスカッション参加者のみ事前登録が必要)
- 参加定員:
- 180人
- 題 目:
- 国際政治史とは何か:第一次世界大戦から考える
- 講 師:
- 大久保 明 准教授
- 講義概要:
- 国際政治史とは、国家間の政治的関係を歴史的な視角から探求する学問です。高校で学ぶ世界史は、古代から現在までの多様な事象をバランス良く学ぶことを目的としていますが、国際政治史は近代以降の政治的事象に焦点を絞ります。国家間の政治的事象とは、伝統的には外交交渉や戦争を指しますが、近年では環境保全など新たな問題も射程に入ります。歴史的アプローチをとる点において、法学部の政治学科目の中でも文学部の史学科目で学ぶ内容に近接する学問と言えます。
本講義では、第一次世界大戦という人類史上の大惨事を振り返り、国際政治史という学問がその原因と帰結をどのように分析しているのかを紹介します。また、戦後に国際政治学や国際政治史という学問が誕生した経緯についても説明します。
※この模擬講義は9月末まで公開します。
- ゼミ形式のディスカッション (14:45~15:15)
- トピック:
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①第一次世界大戦はなぜ起こったのか。
②戦争の勃発を防ぐにはどうすれば良いか。